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商品・サービスと心中してはいけない

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朝活やカフェ会ではよく自分の商材のチラシを配っている人がいる。
見てみると大抵は「これ、どこに需要あるの?」というものが多い。
でも売ってる方はそんな事はお構いなく頑張ってアピールしている。

マーケティングでは商品開発において二つの考え方がある。
一つは「プロダクトアウト」だ。
これは開発者が精魂込めて作った商品・サービスを
「こんな素晴らしいものを買わない方がおかしい!」と作り手の強い思いを込めて売る。

もう一つが「マーケットイン」です。
こちらは消費者に「あなたはどんな商品・サービスが欲しいですか?」と市場調査をして
「これならニーズも十分あってきっと市場に受け入れられる」と目算を立てた上で商品・サービスを作って売る。

それぞれに弱点もある。
「プロダクトアウト」の成功例として挙げられるのが「iPhone」だ。
今までには存在しなかったものをAppleのスティーブ・ジョブズが先頭となって開発した。
だから世界中が衝撃を受けた。
人によってはあんなものが売れる訳がないと酷評した。
マイクロソフトの当時CEOだったスティーブ・バルマーもその一人だ。
しかし結果はご存知の通り。

しかし必ずしも作り手の思いが実る訳ではない。
大抵はメーカーサイドの独り善がりでマーケットに受け入れられず消えていく。

では「マーケットイン」はどうか?
こちらは作る前に消費者の意見を聞くので失敗する可能性は低い。
だが残念ながら消費者は意外と自分が欲しいものがわからないものなのだ。
特にiPhoneのようにまだこの世に存在しないものは想像しようもない。
だからありきたりなものしか作れないというきらいがある。

私がお勧めするのはこの二つのハイブリッド型だ。
最初はプロダクトアウトでひな形を作って半製品の状態で世に問う。
ここで反応が強くあればそこから正規の製品化に入る。
もし誰も興味を持たなかったらそのコンセプトにはニーズがないという事なので製品化を破棄する。
これならば大きな損害を被らなくて済む。

世の中には自社の商品・サービスに拘泥して売れないのに諦めきれない人・会社が多く存在する。
商品・サービスは人々を幸せにする為に存在するのであって全く売れないのであれば誰にも必要とされていない訳だし、それに拘り続ければ従業員とその家族を路頭に迷わせる羽目になる。

だから商品・サービスをすぐに見切ってしまう勇気を持たなければならないのだ。

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